新体操部後援会の皆様には、日頃より新体操部の活動に対し、ご理解ご支援賜り深く感謝申し上げます。この場をお借りしてお礼申し上げます。

　さて、今年はパリオリンピックを迎えます。３年前の東京オリンピックは、コロナ禍の影響で、無観客で行われました。３年という時間でしたが、あっという間に流れたような気が致します。コロナ禍によりスポーツ活動のみならず、多くの活動が制限された時期を経て、ようやく以前の日常が戻り、活気ある日々を過ごせることに感謝の毎日です。今回のパリオリンピックは、残念ながら日本からの新体操の出場が叶わず、本学の関係者もオリンピックの舞台には立つことができません。この悔しさを忘れず、次回のロスオリンピックには雪辱を果たすとともに、本学からもオリンピック出場選手を輩出できるよう頑張りたいと思います。

　今年は４月に１１名の新入生を迎え、新体操部の活動をスタートさせました。新入生は例年よりも少ないながら、やる気に満ちたフレッシュな顔ぶれをお迎えすることができ充実した練習を積み重ねております。また５月に行われました東日本インカレでは、団体総合優勝と大学４年の安藤愛莉が個人総合３位、種目別リボンで優勝を果たすことができ、幸先の良いスタートを切ることができました。８月の全日本インカレに向けてさらなるレベルアップを果たせるよう精進して参りたいと思います。そして今年は１１月２８日（木）代々木第二体育館にて第５３回新体操部演技発表会を迎えます。例年のように３年生が中心となり、今年のテーマについて議論に議論を重ね、部員一丸となって発表会を成功させるために頑張っております。今年は「四季」をテーマに据え、清少納言の枕草子を題材に創作を進めております。昨年までの発表会とは一味違う発表会を作り上げたいという意欲をもって取り組んでおりますので、どうぞ会場にお越し頂き、選手たちが作る古（いにしえ）の四季をご覧頂きたく思います。また、昨年１０月に完成した新体育館（１００周年記念体育館）に新しい新体操専用体育館が誕生致しました。いままでより広く明るく快適な会場で練習を重ねておりますので、機会がありましたら是非大学にお越し頂き、新体育館をご覧下さい。

今年度も指導にあたるスタッフ一同、皆様にご期待に添うことができるよう全力で頑張って参りたいと思いますので、今後とも変わらぬご支援をお願い致します。最後になりましたが、皆様のご健康とご活躍をお祈りし、挨拶とさせて頂きます。

令和６年６月吉日

日本女子体育大学新体操部
部長　橋爪みすず